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国際地域学部生がお祝いメッセージの和訳を通じて国際交流に貢献しました

11月3日、本学国際地域学部の三井秀香さん、児玉七海さん、野澤楓さん3名が、杉原千畝の「命のビザ」で知られる「人道の港敦賀ムゼウム」のリニューアルオープンに合わせた企画展に協力しました。ポーランド孤児の子孫とリトアニアのユダヤ難民本人とその子孫から寄せられた12人分のお祝いメッセージVTRの英語字幕を3人で分担して和訳をし、11月3日のオープニングセレモニーと内覧会、特別企画展で披露されました。

 新型コロナウイルス感染症の影響で、2021年前期にリトアニアへの留学が中止になった学生に、ムゼウム運営協議会委員を務める本学の小幡浩司教授が、少しでも国際交流の経験になればと声をかけ、ボランティアとして和訳を行ったものです。

 児玉さんは、「リトアニアへ留学して同国の杉原記念館でインターンシップを行いたかったが、出来ずに残念です。しかし、今回の和訳の経験を通じて、ユダヤ難民と「人道の港敦賀」の知識が深まり、さらに留学の思いが強くなりました。諦めずに来年には同国へ留学したいです」と語りました。

セレモニー終了後、児玉さんはリトアニア全権大使と懇談。大使館にも遊びに来てくださいと声をかけられるなど、海外からの招待者との国際交流も進み、留学への思いを強くしていました。

 

リトアニア全権大使ゲディミナス・バルブオリス閣下(写真中央)、国際地域学部 小幡浩司教授(同左)、同学部2年次の児玉七海さん

児玉さんたちが和訳したユダヤ難民子孫のお祝いメッセージVTR

ニューアルオープンのセレモニー

 

 

 

│ 2020.11.16 │