先輩の声

Voice

国際的な視野を持って、地域へと目を向けたい――。
高校時代からの夢に大きく近づく日々。

佐藤 野乃花

  • 福井県観光連盟 コンベンション推進事業部
  • 2021年3月卒業

高校時代にニュージーランドに留学したとき、現地の人たちが、福井については知らなくとも、福井のさまざまな文化に興味を持ってくれることを知りました。そのことをきっかけに、将来は福井を国内外で広くPRする仕事ができたらいいなと思うようになり、国際地域学部を選びました。

英語を徹底的に学べることに加えて、私は特に、この学部が”地域創生”という側面を重視していることに惹かれました。その実践の場として設けられた「課題探求プロジェクト(PBL)」において、私は地元企業のPR動画の作成に携わりました。実際に企業の人に会いに行って話を聞き、どんなPRが効果的で、必要かをチームで考えました。そして提案を繰り返して動画を作り上げた経験は、地域への理解、人とのコミュニケーションといったことを学ぶ上で本当に貴重なものでした。

現在私は、福井県にさまざまなコンベンション(=各種大会やイベントなど)を誘致する仕事をしています。各地の大学や組織を訪れて、様々な立場の方に日本語と英語の両言語を使って福井県の魅力をプレゼンテーションする日々です。まさに高校時代に考えていたようなことができています。そして仕事のあらゆることが、大学での学びにつながっていると実感しています。

国際地域学部は、英語だけでなく、”地域”を学べるということがとりわけ大きな魅力だと感じます。この学部に入って是非、国際的な視野と“地域創生”という視点の両方を学び、身に付ける楽しさを感じてもらえたらって思います。