貴方も「チーム福大」で学び直してみませんか?

研究科長 月原 敏博

研究科長 月原 敏博

福井大学国際地域マネジメント研究科は、働きながら学べる専門職大学院として2020(令和2)年に開設された大学院です。この研究科では、私たちが暮らす福井のような地域に軸足を置きながらも、国際的な視野から事業や政策を立案し、そして実行してゆくことができる人材がこれまで以上に必要とされてきているという共通理解のもとに、国際と地域の双方を意識して企業や自治体の今後の活動を担うことができるマネジメント・リーダーの育成をはかっています。

授業は平日(火・木)の夜間と土曜日を中心に開講され、院生は、①「地域と世界の現状と課題を知る」、②「マネジメント能力、リーダーシップを育成するために必要な専門知識」、③「語学力・コミュニケーション」の3つに大別できる基礎的な科目のほか、個別課題に関する科目を選択的に学び、事業課題ワークショップや海外実地研究という演習系・実習系の科目で課題探求を行って、海外実地研修の成果を最終報告書としてまとめます。

カリキュラムを貫く一つの特徴は少人数ながらも多彩な技能・能力と背景と持った面々がこの学修プロセスには関わっていることです。少人数の授業で院生と教員の間だけでなく院生と院生の間に密接なやり取りが生まれるこの学び直しの空間は、院生と教員からなる「チーム福大」とでも呼びうるものではないかと私は思っています。限られた修学年数ですが、学びの目標に向かって各々が邁進するとともに、新しい仲間や師と出会い、互いに交流・共同することでプラスアルファが得られる「チーム福大」で、貴方も学び直してみませんか? 私たち教員も、知恵を絞り、汗をかいてその学びを篤くサポートしたいと考えます。