企業の経営や自治体の行政運営に携わるなかで、皆様は日々どのような課題に直面しておられるでしょうか?

時代の変化が急速で将来を見通し難い状況にあっても、ビジネスや行政を取り巻く環境の変化のスピードは激しく、新しい事態への対応や以前にはなかった新しい取組みの実施に追われているのではないかと思います。組織体制の変革、新規事業への着手、海外への派遣やインバウンドへの対応といった国際展開、災害対応も含むリスク管理、新たな能力を身に付ける人材の育成や新規獲得、等々。

福井大学大学院国際地域マネジメント研究科は、そうした山積する課題に果敢に取り組む確かな行動力と、広い視野や豊かな発想力、そして調査分析能力を備えたグローカル人材を育成する社会人のための学びの場です。また、こうした人材育成を通じて地域社会・国際社会に貢献することこそが、本研究科のミッションです。このような学びの場に、企業や自治体から社員や職員の方々を派遣していただけることを、心より期待しています。

今後、大きな事業やプロジェクトを
動かしていくことが期待される有望な人材に、
現状からさらに成長させる新たなチケットを

国際地域マネジメント研究科設立時インタビュー
木村 亮 前研究科長

カリキュラムの概要

「海外実地研修」の体験レポート

高桒 浩亮(たかくわ ひろあき)さん/株式会社 松浦機械製作所 技術本部 開発研究 マネージャー

期間
2022年11月15日~12月1日
訪問国
タイ
訪問目的
現地の商習慣や海外進出形態について修得する。自身の研究課題として、現地での技術継承や品質管理方法と現地の未熟練者対象の工作機械ニーズの調査実施。
研修先
BANGKOK-AMC CO.,LTD、H&F Service (Thailand) Co., Ltd.

研修ではタイに海外進出されている企業での実業務を通して現地の習慣、地域性を含めた海外進出時のポイントや、海外物流業務の基礎知識やリスク管理など幅広い知識を身につけることが出来ました。特に、日本とは異なるバックグラウンドや考え方をもつ方々と業務を進めるうえでは、一方的に意見を伝えるだけでは正確に理解してもらえない事が多々あり、相手を理解した上で意見を伝える事が重要だということを学びました。自身の業務でも海外の方と業務を行うことが多くなっており、今回の研修を通して得られた考え方が非常に役に立っています。

社員を送り出した
企業へのインタビュー

MOVIE 1

株式会社福井銀行

MOVIE 2

井上商事株式会社

MOVIE 3

株式会社松浦機械製作所