ねぇ、大学院って、どんなところだと思いますか?
このページをそっと開いてくれたあなたは、きっと、
「学び直し」とか「大学院」という言葉が、
心のどこかで、キラキラ、チカチカ、光っているのかもしれませんね。
「でも、私にできるかな」
「今さら、なんて思われないかな」
うん、うん。わかります。
新しい扉の前では、誰だって足がすくむもの。
でもね、人生100年時代。
決まったコースを走るだけが、女性の生き方じゃなくなりました。
ちょっと寄り道したっていい。新しい地図を広げたっていい。
ここでは、そんなふうに自分のハンドルを握りしめて、
新しい道を走り始めた3人の女性の、ありのままの声をお届けします。
あなたの「どうしようかな」という気持ちに、そっと寄り添えたら嬉しいです。
3人に共通するのは、「もっと自分の可能性を広げたい」という思い。
女性だからこそ、多様な視点と柔軟な発想で、新しい価値を生み出せると信じています。
はじまりは、いつも、ふとしたこと。
大きな決断って、案外ささやかな出来事から芽生えるもの。
「よし、行くぞ!」というよりは、
「あれ、こっちの道も、あるのかも?」くらいの、小さな気づき。
中村 加津世さんの場合
私のきっかけは、ぼんやりとしたものでした。キャリアコンサルタントとして企業の人材育成に携わる中で、「私にもっと知識があればクライアントの役に立てそうなんだけど」なんて思っていた頃。「50歳」という節目もあって、自然と「私も」と思えたんです。
とはいえ、じっと座っている事が苦手な私は不安も多く、説明会で月原教授に不安をぶつけました。そこで、急いで卒業しなくてもいい「4年で学ぶ制度」があると知って。「なんだ、焦らなくていいんだ」って、肩の力がふっと抜けました。
松尾 あずささんの場合
松尾さんの始まりは「え、私が?」でした。「大学院、行ってみない?」と上司に声をかけられたのがきっかけ。でも、仕事と両立なんて無理!と、一度は断ろうとしました。
そんな時に背中を押したのは、両親の「せっかくのチャンスじゃない!」という言葉。コロナ禍で生まれたおうち時間も、「今なら、勉強できるかも」という小さな勇気をくれました。
中本 邦子さんの場合
29歳の時、恩師である大橋先生からの「どう?」という一言が扉を開きました。地域に貢献したい、でも自分の会社はまだ小さい。もっと社長の視点で物事を考えられたら…。そんな想いを叶えるために、アカデミックな知識という武器がほしかったんです。
「女性のキャリアに『これが正解』はない。
だからこそ、自分で選んだ道は、きっと素晴らしい景色を見せてくれる」
わたしたちの、
時間割。
仕事、家庭、そして、学び。
どうやって両立するの? 大変じゃない?
うん、正直、大変な時もあります。でも、みんな、自分だけの「攻略法」を見つけていました。
不安は、みんな一緒だった。
試験、大丈夫かな。英語、苦手なのに。そもそも、勉強なんて久しぶりすぎて…。
そんな不安、抱えていたのはあなただけじゃありません。
中本さんは入学式で、すごい経歴の同期たちに気後れしたそうです。でも、半年もすれば「なんだ、学びたい気持ちは、みんな一緒じゃん!」って思えた。そう、スタートラインは、みんなドキドキなんです。
中村 加津世さんの「中村家の土曜日は学ぶ日」作戦
私は、週に一度、土曜日を「学ぶ日」って決めました。その代わり、他の日はちゃんと休む。夫にも「私、大学院に行くから!」と事前に宣言して、協力隊になってもらいました。
新しいノートパソコンは、まるで新しい相棒。いろんな便利ツールを使いこなすのも、なんだかゲームみたいで楽しかったり。
松尾あずささんの「日曜午前ゴール」ルール
私は、自分だけのルールを作りました。「課題は、日曜の午前中に終わらせる!」。土曜に授業を受けたら、日曜の午前中に集中して、午後は思いっきり休む。仕事の後に勉強する気力が湧かない、自分のペースを知っていたからこその、見事な時間術です。
中本 邦子さんの「タスクが増えただけ」理論
私はもともと自由な働き方をしていたので、「負担」と捉えるより「新しいタスクがひとつ、増えただけ」と考えることにしました。朝の時間を活用したり、家で集中できない日は、お気に入りのカフェに駆け込んだり。その軽やかさが、私の強みです。
小さな会社で働く中本さんが掴んだのは、
「社長さんの目線で物事を見る」という新しいレンズ。
朝6時のコーヒーカップに、課題のアイデアが浮かぶようになりました。
「できない時間」より「できる瞬間」を見つける達人ですね。
女性ならではの強みは、限られた時間の中で最大限の効果を生み出す工夫力。
仕事も、家庭も、学びも、すべてを自分のペースで進められる術を身につけていきました。
教室で起こった、
すてきなこと。
大学院って、ただ知識を詰め込む場所じゃなかった。
そこには、予想もしなかった出会いと、心が動く瞬間がたくさんありました。
まるで「運命共同体」みたいな、仲間たち。
福井大学大学院の少人数クラスは、先生との距離がすごく近い。「最近、仕事どう?」「体調、大丈夫?」なんて声をかけてくれる、まるで人生の先輩のよう。
中村さんは、困った時は大学院へ行って教授のお部屋にうかがいます。人生の先輩から、貴重なアドバイスを頂けてとても安心します。
松尾さんは、年齢も仕事もバラバラな同級生たちを「運命共同体」と呼びます。
中本さんも「8人クラスだったから、自分の意見を言う機会がたくさんあって。おかげで、考えを言葉にする力がすごくつきました」と笑います。
「まず行ってみる」が、お守りになった。
中村さんは外国人人材について興味があると伝えると担当教授がアジアでのインタビューを計画してくれました。大学院に入ってフットワークが軽くなりました。
松尾さんは、ユネスコでの半年間の海外研修へ。周りからは心配の声もかけられたけど、「まずいってみなよ」という先輩の言葉を胸に飛び込みました。この経験が「周りに流されず、自分の道は自分で決める」という、彼女の揺るぎない自信になったそうです。
中本さんも、海外研修で、肌で感じる学びを体験。会社が「いってらっしゃい!」と送り出してくれたことも、大きな支えでした。
大人のともだちが、できた。
IT、銀行、メーカー…。いろんな世界で働く同期たちの話は、最高の教科書でした。
「みんな、こんな世界を見て、こんなことで悩んでるんだ!」って、自分の仕事の「解像度」がぐんと上がった。
LINEグループで励まし合い、課題の締め切り前夜を一緒に乗り越えた仲間は、一生の宝物。
大人になってから、こんなに素敵な友達ができるなんて。
人は、人から学ぶんだね。
「女性同士のネットワークは、互いの経験と知恵を分かち合い、高め合う宝物。
大学院で出会った仲間は、これからの人生の大切な伴走者になりました」
昨日までの私と、
ちょっとちがう私。
学びは、景色を変えます。
今まで見ていた仕事の風景も、自分の心のあり方も、
なんだか少し、違って見えてくるから不思議です。
大学院での時間は、ただの勉強じゃない。
キャリアの捉え方、人生そのものの見方が、がらりと変わるんだ。
もし、あなたがまだ迷っているなら。
もし、心のどこかで「でも…」という声が聞こえるなら。
最後に、3人の主人公からのメッセージです。
中村 加津世より
実は私、高校時代は勉強が嫌いで、大学受験にも失敗しました。「自分は勉強に向いてない」って、ずっと思ってた。
そんな私が、50歳で大学院にいます。人生って、面白いですよね。
学び直すと、本当に新しい扉が開きます。福井の女性って、自分より周りを優先しがち。
でもね、たまには自分に、思いっきり投資してあげませんか? 自分を面白がってあげませんか?
中本 邦子より
大学院で、たくさんの「できないこと」に出会いました。
でも、その壁をひとつひとつ乗り越えるたびに、自分が少しずつ強くなれた気がします。
「私は、どう生きたいんだろう?」って、一歩引いて自分を見つめられるようになった。その視点こそ、大学院がくれた最高の贈り物です。
松尾 あずさより
もし、入学前の私に会えるなら、こう言うかな。
「思ったより、2年間はあっという間だよ。意外と大丈夫だから、心配しないで」って。
お金のことも、心配しないで。
学費のことが心配な方もいるかもしれません。大学院進学には補助金などの心強いサポート制度がありますから、ぜひ大学のウェブサイトを覗いてみてくださいね。
福井大学ウェブサイトはこちら
「女性の学び直しは、自分自身への最高の投資。あなたの中に眠る可能性を、
思い切って解き放ってみませんか?」
あなたの物語の、
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大学院への挑戦は、特別な人のためのものじゃありません。
それは、今の自分をもう少し好きになるための、
未来の自分への、すてきなプレゼント。
まるで、霧のかかった道を歩いていた人が、
学びという灯台の光を見つけて、進むべき道がぱっと明るくなるように。
あなただけの新しい「羅針盤」を、手に入れる旅です。
大学院とは迷いを抱きしめて、新しい私に出会う場所。
さぁ、あなたの物語の、次のページを、
一緒にめくってみませんか?