先輩の声

Voice

自由に学び、進路を選べる環境がある。
その中で培った実践力がいま、生きている。

吉岡 大樹

  • 株式会社八木熊  ソリューション本部・営業統括部・住生活環境課所属
  • 2021年3月卒業

国際地域学部を選んだのは、英語がしっかり学べるという新設の学部だったことに加え、地方公務員になるのに適してそう、といったくらいの理由でした。正直なところ、それほど明確な目的意識があったわけではありません。

しかし、そんな自分にとって、この学部は本当に適した学びの場だったと感じます。他学部のものを含めてさまざまな分野の授業を自由に選んで受けられるなど、進路の選択肢を広く保ったまま学んでいくことができたからです。
私自身は、授業を通じて経営学の面白さを知りました。そして「課題探究プロジェクト(PBL)」で、地元のショッピングモールの売上を高めるための戦略を考えたときには、その知識を生かすことができました。店側にヒアリングをして現状や課題を知ったうえで、何が必要かを分析し、体験型イベントを企画して実施。その結果、思っていた以上にいい反応が得られ、大きな自信や達成感が得られました。

いまは、プラスチック製品の製造販売や繊維関連製品の販売など、幅広い事業を手掛ける会社で営業業務を行っています。毎日お客様のところを訪問して、自ら提案をしていくのは決して簡単ではありませんが、PBLでの経験や、他の多くの授業で培ったプレゼンテーションの力など、学部での学びがすごく生きていると感じます。

大学に入って以来、勉強でも仕事でも、やり方次第で何でも楽しくなることを実感しました。一緒に学び、語り合える友人たちと出会えたことも大きいです。きっとこの学部は、入学した多くの人にそんな経験を与えてくれるのではないかなと思います。